【タビテツ】 9号車: ちょっと寄り道・途中下車

皆さんは旅の思い出に何か残しているものはありますか?

鉄ちゃんの中には収集派といわれるジャンルがあり、様々なものを集めている人たちがいます。ポスター、鉄道部品、切符、時刻表、駅弁の包装紙などなど。私もかつて切符を集めていた頃がありましたが、自動改札が普及し、また昔ながらの厚紙で出来た切符が廃止されてしまい、収集意欲が薄れてしまいました。

そこで始めたのが、途中下車印収集です。



途中下車印って???




e0161692_12515290.jpg一般的な意味での途中下車とは、目的地までの道中に寄り道をすること。鉄道(JR)の世界では『片道201キロ以上の乗車券は逆戻りしない限り途中駅で改札口を出ることが出来る』制度です。例えば東京⇒博多間の切符を持った人は途中、京都でも、大阪でも、広島でも、博多へ向かう途中逆戻りさえしなければ、どの駅で何度でも乗り降りし、同じ切符で旅行を続けることが出来るということです。そして逆戻りさせないために、降りた駅では必ず切符に駅名が書かれた『ハンコ』をおします。これが途中下車印(下車印)です。

この下車印は全国約2500の全て有人駅に配置されており(駅員が捺さなければならないので無人駅にはありません)、駅によって色や形が異なります。基本的には1cmの楕円で黒、または紺のインクで捺印と決められていますが、丸、四角、菱形、枠なし、サイズも異様に大きいものや小さすぎて見えないもの、カタカナ、ひらがな、日付入りなどなど集めてみると駅ごとに個性が感じられます。また下車印は自分では捺せないので、いかに駅員さんに上手く捺してもらうかもポイントです。気合が入りすぎて、インクがにじみ駅名が読めなくなってしまう場合もあるので要注意。


e0161692_12582516.jpgまた、下車印で遊ぶことも出来ます。金山駅(愛知県)の隣に鶴舞駅(愛知県)を捺してもらえば『金の山から鶴が舞う』。半家駅(高知県)の横に増毛駅(北海道)で『半家(禿げ)から増毛(増毛)』など。駅名でしりとりをしたり、駅名だけを使い俳句を作ることも可能だそうです。なにしろ駅は2500もあるのですから...。

自動改札機が全国に普及すれば、下車駅の記録は切符磁気テープに記憶されるので逆戻りは不可能になります。下車印がなくなる日もそう遠くないかもしれません。

切符には当然始発駅と終着駅、使用日が記載されていますから、それに途中下車印を押してもらい、記念に残しておけば、良い思いでとなります。皆さんも是非!!

次は長万部で下車予定です。


つづく



p.s. 皆さんの知っている駅の途中下車印を写真中で探してみてね!

Commented by イヴサンローラン at 2012-12-15 09:33 x
在来の自動改札は途中駅で乗車券を突っ込んでも吐き戻され、「途中下車 係員の居る通路をお通り下さい」とディスプレイに出るので、下車印は必要になります。
経由の長い乗車券は、物理的に自動改札に通せない横長のマルス券若しくは補充券で発行される為、やはり下車印は必要となります。

そもそも、規程で各駅に設置が義務付けられている事を鑑みれば、下車印が無くなる事は有り得ません。
by amnetnewyork | 2009-09-03 00:03 | タビテツ | Comments(1)

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